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フィニッシュは、アンテナケーブルの処理です
テレビの設置でもっともやっかいなのがアンテナケーブルです。電源コンセントのように各部屋に必ず引きこまれているとはかぎらないため、壁掛け液晶テレビの設置場所によってはアンテナケーブルを引き回す距離が長くなってしまいます。
こんな場合は、室内アンテナが解決手段となることも。今夏から全面的に実施される地上デジタル放送は、ある程度の電波を受信できれば室内アンテナでもクリアに視聴できるのが特徴です。
室内アンテナは各メーカーから各種販売されていますが、平均価格は￥5,000前後といったところでしょう。地デジ放送の大きな特徴は、視聴者の番組参加などができる双方向通信機能にありますが、この機能をつかうためには電話回線またはＬＡＮでの接続が必要となります。
双方向通信機能を利用しないユーザーの場合は、必ずしも通信用ケーブルを接続する必要はありません。電話回線かＬＡＮ接続かは利用目的で決めるといいでしょう。テレビ付属のインターネット機能などを利用したいならＬＡＮ。電話回線に比べて通信速度が速いだけではなく、ワイヤレス化できてテレビ周りがスッキリとする点からもおすすめできます。壁掛けにすると部屋が広く見えて驚くこと必至。薄型液晶テレビでトライしてください。
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